ゲームAIを意識すると見る目が変わったアレコレ

TwitterのTLに流れてきたこの記事、とても面白いので、特にゲーマーを自負する諸氏には強くおすすめしたい。
21世紀に“洋ゲー”でゲームAIが遂げた驚異の進化史。その「敗戦」から日本のゲーム業界が再び立ち上がるには?【AI開発者・三宅陽一郎氏インタビュー】

…ああ、言語の壁。

なんで国産ゲームには魅力的なオープンワールドなゲームがないんだろう、ハリウッド映画と邦画の予算差が大きいのと同じ理由なのだろうかと思ってたんだけど、まさかキーは英語だったとは。

広大なオープンワールドに手動で“役者”を配置するとなると、それだけでも膨大な手間と時間=コストがかかる。そこを圧縮できるのがAI技術だけど日本のメーカーにはそれがない(ほとんどのAIの技術書が英語だから)。しかも世界中から優秀な人を集められる英語圏のメーカーと比べると人材も豊富とは言えず、資金力も…ということか。はぁ。


唐突だけど。
私が好きな国産ゲームは、フロムソフトウェアのデモンズソウル〜ブラッドボーンのシリーズ。
海外ゲームでは、UBIのウォッチドッグス2、ディビジョン、ゴーストリコン・ワイルドランズあたり。

これを比べると、前者(国産)は敵の配置ががっつり決められていて、誰が何回遊ぼうが同じだけど、『ここでこの仕掛けを発動させてこっちから雑魚が数人出てきたらプレーヤーはきっと慌てるはず』みたいな、細かく計算しつくされた演出が楽しめる。でも一度覚えてしまえば新鮮味はゼロ。
後者は、AIがプレーヤーの緊張度を計算して、その都度それに合わせた敵配置をするので、プレイする度に敵の配置・数・強度が変わるが、一つ一つの演出の質はそれほど高くない(と私は感じる)。
いまのところ、プレーヤー目線では、どちらも一長一短。

ただのいちゲーマーとしては、センスと職人技のカタマリのような国産ゲームも、製作コストと効率を突き詰めた結果の洋ゲーも、どちらも遊べる環境が長く続けばいいなぁと思うけれど、日本でAIを駆使したゲームを作りたい人にとっては、歯ぎしり必至の状況なんだろうなぁ。良質な教材はみんな英語で、そもそもそれが読めるなら海外出ちゃった方が近道だし、一度出ちゃったら日本に帰る理由もなさそう(^^ゞ


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