【本レポ】こんな糸で編んでみたい / MOORIT


毛糸店MOORITの本をまとめ買い

最近気になる糸が海外糸ばかりで、ちょっとお勉強…というと大袈裟ですが。

たとえばMadelintoshは国内での取扱いショップもそこそこ多いので、『もともと一人の染色家が始めた手染め毛糸のブランドで〜』等と日本語で説明があったりして、その成り立ちやメーカーのこだわり等を知ることができるのですが、LouetやWoolie Battまではなかなか…

シングルブリードという言葉も、本書の感想を書かれているニッターさんのブログで知りました。
ウールの毛糸は何から出来ているか?
当然「羊(の体毛)」ですよね。

でも、羊って、実は一種類じゃない、らしい。

もし「羊の絵を描いて」と言われたら、一種類しか浮かばない。
眠れない夜に数えるあの優しいシルエットのふわふわ羊以外分かりませんw(^^ゞ

本書には、なんと、頭から4本もの角が生えている羊の写真が…
まじで? アンタも羊なの? バッファローの親戚じゃないの?!

…深い。深いぞ、羊毛の世界。

もっと素材にまつわる蘊蓄を知りたい、と思い、ついに購入。
(これまで何度も本屋で手に取っては『買うほど興味は湧かないなぁ』と戻していたのですが)

中身をざっくりご紹介(一部モザイク加工しています)。
手編みのタイツ!!(˚Д˚)

Louet North Americaのリネン

この編み地、素敵〜うっとり

スワッチ好き

仕上げ、大事です

編み直しの提案には驚きました。
毛糸屋さんなら、どんどん新しい糸を買って欲しい筈なのに…解いて洗ってまた使いましょう、と。

その理由と手順も書かれています。

解いた糸はチリチリになっているし、巻かないともつれそうだし、でも玉に巻いたら中心が洗えないしw どうやるのだろうと思ったら、一旦カセにするそうです。
右側はかせ上げ器
MOORITでも販売している高級な木製かせくり器と玉巻器が載っていますが、そんなことには一切触れず、このような専用の道具がなくても二人で協力して巻いたり、椅子の背もたれにカセを掛ければ一人でも巻けますよ、と。

この素敵なかせくり器と玉巻器については後日、別記事にて…

毛糸のセールには目がない私ですが、『指定糸が安くなったからこれで』ではなく、本当に素敵な…仕上げの一手間を惜しむどころか、着飽きたら解いて編み直すぐらい惚れ込んだ糸を、多少お高くても、そういう糸を手元に置きたいなぁと。まんまとそう思ってしまいました(^^ゞ
…まぁ、その為にはいろいろ手を出してみないと分からないんですがw


編み図があるのは小物を中心に10作品。
本のサイズが小さいので、ちょっと見づらい感はあります。
(タイツの作り方は5ページもありますw 小物なのに大作!w)

とても良い、編み物“周辺”の本だと思います。

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